自己紹介6

広報部会長の大槻です。(ニックネームteru)
 私も自己紹介をしておきます。
私は奈良生まれの奈良育ちです。県外から奈良に来た人、あるいは旅行者で奈良好きという人ほど、強い思いはありません。言わば空気のように日頃はその良さを認識していないということです。
会社勤めで1年だけ名古屋に住んで、奈良に帰省したとき、我が家に帰る道が、平凡な表現ですが、まるで緑のトンネルに入っていくようで、その時「ああ、奈良はほんとに素晴らしいところだ」と感じたのは良く覚えています。
私は奈良で父の代からの喫茶店をやっています。私が少し奈良のことを勉強をしなければと思ったのは、奈良の宿、「日吉館」のお客さんから刺激を受けたからです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、会津八一が常宿にしていて、その縁から所謂、文人墨客がその後も愛好した宿です。
私の店で、その人たちが何時も集まって奈良のことを熱く語るのを聞いて、奈良の人間として何も知らないことを恥ずかしく感じたのです。そればかりでなく、その人たちから多くのことを教えてもらいました。言わば、居ながらにして貴重な奈良学の講義を受けられたと言って好いでしょう。
ソムリエ試験ですが、テキストは一応買いましたが、中身を見てすっかりやる気をなくして、まあ自分の実力判定だからということで、ほとんど勉強せずに望みました。
さすがに1級は少し勉強しましたが、それでもなめてかかっていました。
試験を受けて、ちょっとショックでした、帰りのバスで知り合いに会って、落ちたと話をしているぐらい、駄目だと思っていたのですが、自己採点してみると意外や、そこが4択問題、運よく通っていました。考えてみると20問以上間違っても通るわけです。
それは良かったのですが、知り合いは落ちていて、私も帰りのバスで駄目だったといった手前、合格していたことを告白できなくて、かなりきまづい思いをさせられました。
それはさておき、最後のソムリエ試験はガイドができるようにという要求、私は大体出不精な上、休みもないので、ほとんど奈良を歩いたことがありません。
でも、受けずに諦めるのもしゃくなので、最初の試験だから、奈良市内から1題は出るだろうと山をかけて、奈良市内のコースを3つだけ考えました。
1は一条通り、2は西ノ京、3は興福寺から春日のコースです。もちろん実地は踏みません。ガイドブックで模範解答を作りました。
結果は朱雀門の問題に一条通りを結びつけることができて、かつかつ72点で通りました。
 そんなわけで、運だけで通った私はガイドなんてとても出来ません。皆さんのように知識もありません。そこで、今年から奈良大学の通信に入学しました、これから遅ればせながら勉強をします。
 でも予想と反して、レポートと試験に追われて、結局深く勉強せず目先を要領で切り抜けそうです。
広報ですが、店をやっている関係でホームページを持っていて(ほとんど誰も見ませんが)お前ならできるだろうと、とんだ見込み違いで広報を任されました。
実際にやってみると、手に負えません。でも窮すれば通ずというか、kさんと、wさんがホームページを手伝ってあげようと、名乗りを上げていただきました。
これで、なんとか乗り切れそうです。
ということで実に頼りない広報部長ですが、部員の皆様、会員の皆様の協力をいただきながら、何とかやっていこうと頑張ります。
これからも協力よろしくお願いします。

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