第2回奈良通1級「遺跡古墳」

平成20年(2008)1月13日実施

Ⅲ.奈良県の遺跡や古墳に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(31)2005年に周濠から船の波切板と推定される木製品が出土した、馬見古墳群の前方後円墳は次のどれか
島の山古墳
狐井城山古墳
九僧塚古墳
巣山古墳
(32)竜田川右岸(西側)にあり、巨石の横穴式石室を持ち、東側面射格子文を刻む石棺が納められていた前方後円墳はどれか
宮山古墳
烏土塚古墳
三里古墳
西宮古墳
(33)清少納言『枕草子』の「みささぎはうぐひすのみささぎ。云々」に因み「鶯陵の碑」が後円部に立てられた古墳は、どの山の頂にあるか
春日山
高円山
花山
若草山
(34)右の写真のように家形石棺の屋根状の蓋に突き出ている部分は、考古学用語で何と呼ばれているか

01-02-34.png

糸掛け突起
縄掛け突起
紐掛け突起
綱掛け突起
(35)天武・持統陵として治定されている古墳が、ほぼ確実に天武天皇と持統天皇を葬っている古墳とみられるのは、ある文書の記事の存在に拠っている。その文書はどれか
聖蹟図志
諸陵周垣成就記
阿不幾乃山陵記
前王廟陵記
(36)崇神陵のすぐ東にある櫛山古墳は、珍しい形に造られている。その平面の形状から何と呼ばれるか
双方中円墳
上円下方墳
前方後方墳
双円墳
(37)次の古墳群のうち、1963年にガラス碗をはじめ、金製指輪、金銅製垂飾付き耳飾りなどを出土した古墳があるのはどこか
龍王山古墳群
新沢千塚古墳群
細川谷古墳群
巨勢山古墳群

   



 


 

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