第13回奈良通1級「建築彫刻絵画」

平成31年(2019)1月13日実施

Ⅴ.奈良県の建築、彫刻、絵画に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(46)次の建物のうち、「校倉造り」でないものはどれか
正倉院
唐招提寺の宝蔵
法隆寺の綱封蔵
東大寺の本坊経庫
(47)現在修理中の唐招提寺御影堂は、移築されたものだが、もともと、どの建物として建てられたものか
平城宮東朝集殿
一乗院宸殿
奈良奉行所
郡山城本丸御殿
(48)吉野山にある竹林院の名庭「群芳園」についての記述のうち、誤っているのはどれか
池泉回遊式庭園であり、また眼下の蔵王堂を借景に取り入れている。
豊臣秀吉が吉野山で花見の宴を張った時、桃山風に改められた。
當麻寺中之坊や慈光院の庭園とともに大和三名園に挙げられる。
第21代院主が、吉野山の景観を写して築いたことに始まる。
(49)中宮寺の国宝菩薩半跏像について、正しいのはどれか
台座に腰かけ右足を下げている
樟材で造られている
一木造である
聖徳太子の病気平癒を祈って造られた
(50)台座蓮弁の間から「神功開宝」が発見されたことで知られる仏像はどれか
唐招提寺金堂の盧舎那仏坐像
興福寺東金堂の文殊菩薩坐像
法隆寺上御堂の釈迦如来坐像
室生寺弥勒堂の釈迦如来坐像
(51)安倍文殊院の本尊である文殊菩薩像は、頭部内の墨書から誰の作品であることが判明したか
運慶
快慶
康慶
湛慶
(52)正倉院の「鳥毛立女屏風」に残る「鳥毛」から、次のどの鳥の羽毛が確認されているか
ウズラ
クジャク
オオタカ
ヤマドリ
(53)国宝の『信貴山縁起絵巻』についての記述のうち、正しいものはどれか
普段は東京国立博物館に保管され、毎年正月に里帰り公開される。
平安時代を代表する絵画として名高い。
縁起絵巻の主人公は良弁である。
唐の水墨画の影響が濃厚に見られる。
(54)興福院に蔵される襖絵「琴棋書画図」や「山水図」の作者は誰か
伊藤若冲
狩野山楽
円山応挙
渡辺始興

   



 


 

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