第4回奈良通2級「遺跡古墳」

平成22年(2010)1月10日実施

Ⅲ.奈良県の遺跡や古墳に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(26)飛鳥寺(安居院)の西にあり、「入鹿の首塚」と名づけられた石塔の形式はどれか
笠塔婆
五輪塔
十三重塔
宝篋印塔
(27)次にあげた川原寺跡についての記述のうち、正しいのはどれか
現在は金堂跡に弘福寺の本堂が建っている。
一つの金堂と二つの塔からなる伽藍配置である。
平城京への遷都にともなって移転した。
寺院跡の西側に飛鳥川が流れている。
(28)鞍作氏の氏寺であり、のちに尼寺ともなった寺院の跡はどれか
奥山久米寺跡
栗原寺跡
坂田寺跡
山田寺跡
(29)奈良市高畑町にある「頭塔」は平安後期の『七大寺巡礼私記』には、誰の首塚と記されているか
吉備真備
玄昉
橘奈良麻呂
藤原仲麻呂
(30)藤原京と平城京とを結ぶ道で、その北端部が平城京の朱雀大路として拡幅された古道はどれか
上ツ道
中ツ道
下ツ道
山の辺の道
(31)次にあげた石仏のうち、滝坂道沿いで見られないものはどれか
朝日観音
首切地蔵
寝仏
疱瘡地蔵
(32)次にあげた磨崖仏のうち、奈良県立「矢田自然公園子供の森」の近くにあるものはどれか
滝寺磨崖仏
大野寺弥勒磨崖仏
金勝寺磨崖仏
宇智川磨崖碑
(33)蘇我氏が推古天皇より宮地を譲り受けて建立した尼寺の跡はどれか
加守廃寺跡
只塚廃寺跡
豊浦寺跡
檜隈寺跡
(34)旧境内が平城京の外京に入らない寺院はどれか
元興寺
東大寺
興福寺
紀寺
(35)明日香村の水落遺跡は中大兄皇子が造らせた何の施設であると推定されているか
迎賓館
道教寺院
みそぎ場
漏刻台
(36)次の古墳はいずれも類似した石棺式石室(横口式石槨)をもつ。このうち、明日香村にない古墳はどれか
キトラ古墳
高松塚古墳
石のカラト古墳
マルコ山古墳
(37)平成9年(1997)に33面の三角縁神獣鏡が出土した古墳はどれか
黒塚古墳
桜井茶臼山古墳
ホケノ山古墳
メスリ山古墳
(38)垂仁陵の周濠内にある小島は誰の墓であると伝えられるか
大山守命
当麻蹴速
田道間守
野見宿禰
(39)箸墓古墳にまつわる伝説の中で、大物主神に嫁ぎ、悲しい死を遂げた女性は誰か
手白香皇女
豊鍬入姫命
姫蹈鞴五十鈴姫命
倭迹迹日百襲姫命
(40)西日本で初めて環状の配石祭祀遺構(ストーンサークル)が見つかった吉野郡にある縄文遺跡はどれか
多遺跡
清水風遺跡
宮の平遺跡
脇本遺跡
(41)家形石棺の縄掛突起に六弁の蓮華文が施された、御所市にある古墳はどれか
権現堂古墳
條庚申塚古墳
新宮山古墳
水泥南古墳

   



 


 

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