ディズカバー!奈良
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第3回 2017年01月26日掲載
三輪の初えびす ―― 桜井市の御湯の神事


参拝者に湯滴をふりまく巫女=いずれも桜井市で

 三輪恵比須神社(桜井市三輪)は2月5日〜7日、「初えびす」を執り行います。万葉集にも歌われた古代の市場、海石榴市(つばいち)の伝統を引き継ぐ土地柄でもあり、大きなにぎわいとなります。
 最終日の7日、午後2時から行われる御湯(みゆ)の神事が見逃せません。八つの大釜で湯を煮えたぎらせます。巫女(みこ)はそれぞれの釜に米、塩、神酒を入れ、笹(ささ)の葉に浸して参列者にふりかけます。この飛び散る湯滴を受けると無病息災、商売繁盛につながるとされ、参列者は身を乗り出してこの湯滴を受けるのです。
 三輪素麺(そうめん)の相場を占い、それを報告するという神事も行われます。三輪の町を練り歩く華やかな「鯛引き行列」も祭りを盛り上げます。



【奈良まほろばソムリエの会 理事 雑賀耕三郎】



鯛引き行事で引き回される巨大な鯛

■メモ■

JR桜井線(万葉まほろば線)三輪駅から徒歩5分。近鉄桜井駅下車(バス便あり)
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