第5回奈良通1級「建築彫刻絵画」

平成23年(2011)1月9日実施

Ⅴ.奈良県の建築、彫刻、絵画に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(55)現存する最古の春日造建築として国宝に指定されているものはどれか
崇道天皇社本殿
円成寺春日堂・白山堂
龍穴神社本殿
春日大社本社本殿
(56)當麻寺の建築物のうち、国宝に指定されていないものはどれか
本堂
講堂
西塔
東塔
(57)郡山藩主本多政勝の菩提を弔うため、家臣の吉弘統家が建立した建物はどれか
石光寺常行堂
長弓寺本堂
當麻寺千手堂
傘堂
(58)大神神社の神宮寺であった大御輪寺にまつられていたという国宝の仏像はどれか
興福寺国宝館の地蔵菩薩立像
室生寺金堂の地蔵菩薩立像
法隆寺大宝蔵院の地蔵菩薩立像
長谷寺宗宝蔵の地蔵菩薩立像
(59)台座蓮弁の間から「神功開宝」が発見されたことで知られる仏像はどれか
唐招提寺金堂の盧舎那仏坐像
興福寺東金堂の文殊菩薩坐像
法隆寺上御堂の釈迦如来坐像
室生寺弥勒堂の釈迦如来坐像
(60)奈良市内にある円成寺の大日如来坐像の説明文のうち、正しいものはどれか
ヒノキの寄木造で、運慶初期の作といわれている。
脱活乾漆造で、内部には木枠がはめ込まれ、表面には彩色が施されている。
銅造で当初は全面に鍍金が施されていた。
ヒノキの一木造で、快慶晩年の作といわれている。
(61)『上宮聖徳法王帝説』には中宮寺に伝わる天寿国繍帳を作らせたのは誰であると記すか
穴穂部間人皇女
橘古那可智
額田部皇女
橘大郎女
(62)依水園についての説明文のうち、正しいのはどれか
石州流茶道の祖と仰がれる片桐石州が造営した。
興福寺の塔頭である摩尼珠院があったとされる場所に開かれた。
奈良晒で財をなした豪商、清須美家の庭園として整備された。
祐尊が大峰山の景観をうつして築いたことに始まる。

   



 


 

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