第7回奈良通1級「文学」

平成25年(2013)1月13日実施

Ⅵ.奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。

(61)長屋王が詠んだ「我が背子が古家の里の( )には千鳥鳴くなりつま待ちかねて」(『万葉集』巻3-268)の( )に入る地名はどれか
當麻
明日香
泊瀬
吉野
(62)「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」(『万葉集』巻3-328)と詠んだのは誰か
大伴四綱
小野老
大伴家持
大原今城
(63)「しぐれの雨間なくし降れば( )木末あまねく色付きにけり」(『万葉集』巻8-1553)の( )に入る山はどれか
三笠山
春日山
室生山
竜田山
(64)賣太神社が祭神とする稗田阿礼に関する記述のうち、正しいのはどれか
『古事記』と『日本書紀』を編集した。
暗誦した言い伝えをまとめたのが『古事記』である。
『日本書紀』を清書した。
『万葉集』の撰者の一人である。
(65)謡曲「三輪」は、三輪山の神婚説話と天岩戸神話、それとある伝説が絡まっている。この伝説の主とは誰か
大国主命
倭迹迹日百襲姫
雄略天皇
玄賓僧都
(66)吉野山で詠んだ松尾芭蕉の句「露とくとく試に浮世すすがばや」は、何を踏まえて詠まれた句か
山部赤人の歌
役行者の伝説
空海の教え
西行の歌
(67)大和路を題材にした次の俳句のうち、松尾芭蕉の作でないのはどれか
菊の香や奈良には古きほとけたち
碪打て我にきかせよや坊が妻
大峯や吉野の奥の花の果
猶みたし花に明行神の顔
(68)松阪から大和路への旅を綴った本居宣長の日記はどれか
『十六夜日記』
『更級日記』
『蜻蛉日記』
『菅笠日記』
(69)明治時代初め、手向山八幡宮の家系に生まれ、後に優れた短編小説を著した作家は誰か
上司小剣
兵本善矩
住井すゑ
花岡大学
(70)奈良を訪ねる人々に愛読されている『大和古寺風物誌』の著者は誰か
堀辰雄
菊池寛
亀井勝一郎
谷崎潤一郎

   



 


 

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