第1回奈良通2級「祭り伝統行事」

平成19年(2007)1月14日実施

Ⅷ.奈良県の祭り・行事について、最も適当なものを選びなさい。

(85)東大寺二月堂の修二会はある仏に罪過を懺悔し、その功徳により除災招福を祈る行事だが、その仏はどれか
盧舎那仏
釈迦如来
薬師如来
十一面観音
(86)薬師寺でも3月30日から4月5日に修二会が行われるが、その通称はどれか
おたいまつ
ほうらんや
だだおし
花会式

※注:現在は3月25日から3月31日で実施

(87)飛鳥坐神社のおんだ祭で、農作業の所作の後に登場するのはどれか
カエル
尉と姥
須佐之男命
天狗とお多福
(88)西大寺の大茶盛の名称の由来について、正しいのはどれか
大勢の人が集まって茶会をするから。
茶櫃に大盛りにした茶葉を仏前に供えるから。
大きな茶碗で茶を点てて飲むから。
大勢の人がお茶の銘柄の飲み比べをして、適中率を競うから。
(89)當麻寺の練供養会式はある人物の極楽への往生を再現しているが、その人物は誰か
中将姫
聖徳太子
法然上人
光明皇后
(90)唐招提寺の「うちわまき」で撒かれるうちわの形はどれか
菱形
ハート形
楕円形
三角形
(91)率川神社の三枝祭に飾られ、祭りの別名にもなっている花はどれか
ボタン
ユリ
ハナショウブ
ハス
(92)春日大社の万燈籠の際に、火を入れる境内の石灯籠、釣灯籠はおよそいくつか
約800基
約1500基
約3000基
約5000基

   



下記のとおり、訂正がありました。

(88)について、問題に誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
(訂正内容)
(西大寺大茶盛式の由来)
 西大寺の大茶盛について、その特徴を問う意図の出題で、正解を「ウ」としていまし たが、「名称の由来」となると、正解となる選択肢がないことが判明いたしました。 従って出題の誤りとし、全員正解といたします。
 延応元年(1239)1月16日、興正菩薩叡尊が、国家安康を祈願する御修法の結願として 八幡宮に献茶をし、余ったお茶を大勢の参拝者に振舞ったことに始まる。その様が宴会 のようであり、酒を飲む「酒盛」に例えて「茶盛」と称し、大勢の人が大きな茶碗で飲 んだため、「大茶盛」となった。

 


 

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