第3回奈良通1級「気候地理動植物」

平成21年(2009)1月11日実施

Ⅰ.奈良県の気候・地理・動植物に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(1)奈良県の地勢について誤っているのはどれか
吉野川の河谷は中央構造線に沿って走っている。
宇陀市に隆起する宇陀山地は東山中と呼ばれてきた。
奈良盆地は湖沼や沼沢地をなしていた時代があった。
葛城山の山麓には段丘化した扇状地が発達している。
(2)奈良県の気候について誤っているのはどれか
山岳気候の吉野山地は、奈良盆地よりやや冷涼で降水量も多い。
奈良県の気候は、北西部の奈良盆地と南部の青野山地とでは大きな差異がある。
奈良盆地は年間を通して温暖多雨、寒暑の差が激しい内陸性の盆地気候である。
大台ケ原は多雨地帯で、1日に1200ミリもの降水量を大正年間に記録している。
(3)右の図において、いわゆる大和三山の位置関係として正しい組合せはどれか

01-03-03.png

A-畝傍山B-天香久山C-耳成山
A-耳成山B-天香久山C-畝傍山
A-畝傍山B-耳成山C-天香久山
A-天香久山B-耳成山C-畝傍山
(4)奈良県と三重県との境に連なる台高山脈に属する山はどれか
山上ヶ岳
日出ヶ岳
八経ケ岳
荒神岳
(5)金剛山と葛城山との間にあり、御所市と千早赤阪村とを結ぶ峠はどれか
竹内峠
水越峠
紀見峠
平石峠
(6)室生ダムで堰き止められ「室生湖」をつくっている川はどれか
宇陀川
布目川
名張川
青蓮寺川
(7)木津川の支流でない川はどれか
青蓮寺川
宇陀川
室生川
初瀬川
(8)明治38年(1905)、日本オオカミが最後に確認された鷲家口はどの市町村にあるか
五條市
宇陀市
吉野町
東吉野村
(9)天然記念物に指定されている八経ヶ岳のオオヤマレンゲ自生地に被害を与えている動物はどれか
シカ
イノシシ
モグラ
カラス
(10)吉野郡川上村三之公周辺に自生し、国の天然記念物に指定されているモミ科の樹木はどれか
ツガ
コウヤマキ
アカガシ
トガサワラ
(11)次の樹木のうち、国の天然記念物に指定されているのはどれか
門僕神社の御葉付イチョウ
奈良豆比古神社のクスノキ
桜実神社の八ツ房スギ
一言主神社の乳垂れイチョウ
(12)大和の三名椿の組み合わせで正しいものはどれか
白毫寺の五色椿-伝香寺の糊こぼし-東大寺開山堂の散り椿
白毫寺の糊こぼし-伝香寺の散り椿-東大寺開山堂の五色椿
白毫寺の五色椿-伝香寺の散り椿-東大寺開山堂の糊こぼし
白毫寺の散り椿-伝香寺の五色椿-東大寺開山堂の糊こぼし

   



 


 

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