第3回奈良通1級「建築彫刻絵画」

平成21年(2009)1月11日実施

Ⅴ.奈良県の建築、彫刻、絵画に関することがらについて、最も適当なものを選びなさい。

(56)内山永久寺の鎮守社から石上神宮の出雲建雄神社に移された国宝の建造物はどれか
幣殿
本殿
舞殿
拝殿
(57)金峯山寺の蔵王堂と仁王門との位置関係は次のうちどれか
背中あわせに並ぶ
向き合って並ぶ
直角に並ぶ
横一列に並ぶ
(58)奈良県内で文化財指定を受けている次の民家のうち、最も古い建物とされているものはどれか
五條市の堀家住宅
御所市の中村家住宅
宇陀市の笹岡家住宅
橿原市の今西家住宅
(59)依水園の説明として正しいのはどれか
興福寺の塔頭摩尼珠院があったとされる場所に開かれた。
奈良晒で財をなした豪商、清須美家の庭園として整備された。
石州流茶道の祖と仰がれる片桐石州が造営した。
祐尊が大峰山の景観をうつして築いたことに始まる。
(60)唐招提寺に祀られる国宝の鑑真和上坐像はどの造像法で作られているか
木心乾漆造
脱活乾漆造
塑造
木造
(61)次の仏像のうち、銅造の作品はどれか
薬師寺東院堂聖観音立像
安倍文殊院文殊菩薩騎獅像
新薬師寺薬師如来坐像
東大寺戒壇堂増長天立像
(62)法隆寺の仏像についての記述のうち、正しいのはどれか
金堂の銅造釈迦如来と脇侍は国の重要文化財に指定されている。
大宝蔵院の夢違観音像は白鳳時代の金銅仏である。
五重塔初重の四方を、銅造の群像が取り巻いている。
大宝蔵院の百済観音像は岡倉天心とフェノロサによって秘仏の白布が解かれた。
(63)桜井市の聖林寺に祀られる本尊の地蔵菩薩像はどの造仏法で作られているか
木造
塑造
銅造
石造
(64)『上宮聖徳法王帝説』には中宮寺に伝わる天寿国繍帳を作らせたのは誰であると記すか
額田部皇女
穴穂部間人皇女
橘大郎女
大田皇女
(65)朝護孫子寺が所有する国宝の紙本着色信貴山縁起絵巻は何巻あるか
2巻
3巻
4巻
5巻
(66)松伯美術館に数々の作品が所蔵される日本画家、上村家三代の順序として正しいのはどれか
上村松篁-上村松園-上村淳之
上村松園-上村松篁-上村淳之
上村淳之-上村松園-上村松篁
上村松園-上村淳之-上村松篁

   



 


 

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