第9回奈良通1級「文学」

平成27年(2015)1月11日実施

Ⅵ.奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。

(60)~(61)枕詞「あをによし」は奈良にかかるが、「うまさけ」は(60)に、「こもりくの」は(61)にかかる。それぞれの( )に入る言葉はどれか。
(60)「うまさけ」は(60)
三輪
布留
春日
佐保
(61)「こもりくの」は(61)にかかる
宇陀
吉野
泊瀬
飛鳥
(62)『万葉集』に詠まれた秋津野・夏実・水分山・宇治間山といった地名は、どの地域にあるか
吉野
飛鳥
葛城
宇陀
(63)『古今集』に収められた「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」を詠んだ歌人は誰か
紀貫之
在原業平
能因法師
西行
(64)『枕草子』に「市は、たつの市。さとの市。」と並んで紹介された市場はどれか
古市
つば市
下市
南市
(65)松尾芭蕉が詠んだ次の句のうち、当麻に関わる句はどれか
わた弓や琵琶になぐさむ竹のおく
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
菊の香や奈良には古き仏たち
酒のみに語らんかかる瀧の花
(66)松坂から大和路への旅を綴った本居宣長の日記はどれか
『十六夜日記』
『更級日記』
『蜻蛉日記』
『菅笠日記』
(67)奈良を愛し、奈良の歌を多く詠んだ会津八一の歌集はどれか
『夢殿』
『縄文紀』
『鹿鳴集』
『みだれ髪』
(68)谷崎潤一郎が、初音の鼓伝説や古典芸能を取り入れて書いた作品はどれか
『二月堂の夕』
『當世鹿もどき』
『誘惑女神』
『吉野葛』
(69)柳生藩家老、小山田氏の屋敷を買い取って住居とし、『春の坂道』の構想を練った作家は誰か
山岡荘八
司馬遼太郎
吉川英治
五味康祐

   



 


 

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