第16回奈良通1級「文学」

令和5年(2023)3月5日実施

Ⅵ.奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。

(55)倭建命の国しのび歌「命のまたけむ人はたたみこも( )の山のくまかしが葉をうずにさせその子」(『古事記』)において、( )内に入る地名はどれか。
平群
生駒
巨勢
畝傍
(56)「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」(「万葉集」巻3・328)と詠んだのは誰か。
大伴四綱
小野老
大伴家持
大原今城
(57)元興寺に現れる妖怪退治と不審ケ辻町の町名由来譚などが収録されている書物はどれか。
『日本霊異記』
『御伽草子』
『徒然草』
『雨月物語』
(58)芭蕉の『笈の小文』にある句「雲雀より空にやすらふ峠哉」の句碑が立つのはどこか。
生駒市暗峠
高市郡高取町芦原峠
吉野郡吉野町細峠
吉野郡川上村小仏峠
(59)会津八一が「すゐえんのあまつをとめがころもでのひまにもすめるあきのそらかな」と詠んだのはどれか。
薬帥寺東塔
法降寺五重塔
法起寺三重塔
當麻寺西塔
(60)法隆寺を取り巻く斑鳩の里を描いた小説「斑鳩物語」を著した俳人は誰か。
阿波野青畝
正岡子規
高浜虚子
河東碧梧桐
(61)折口信夫の「死者の書」と五木寛之の「風の王国」でともに重要な舞台となるのはどこか。
曽爾高原
吉野川
二上山
佐紀古墳群
(62)吉野郡下市町に生まれ、短歌結社「山繭の会」を主宰した歌人は誰か。
前登志夫
前川佐美雄
上田三四二
岡井隆
(63)宇陀市の農村や奈良の各所を描写する小説『土の記』を著した直木賞作家は誰か。
角田光代
桐野夏生
高村薫
朝井まかて

   



 


 

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