第13回奈良通2級「文学」

平成31年(2019)1月13日実施

Ⅵ.奈良県に関連する文学について、最も適当なものを選びなさい。

(55)「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」(『万葉集』巻1-48)は柿本人麻呂の有名な歌だが、詠んだのはどこか
飛火野
宇智野
飛鳥野
阿騎野
(56)柿本人麻呂作「山川もよりて仕ふる神ながらたぎつ河内に船出せすかも」(『万葉集』巻1-39)の歌はどの宮を讃えたものか
平城宮
藤原宮
金刺宮
吉野離宮
(57)「難波津を漕ぎ出て見れば神さぶる( )高嶺に雲そたなびく」(『万葉集』巻20-4380)の( )に入る山の名はどれか
春日
生駒
三室
畝傍
(58)「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり」の歌を詠んだのは誰か
能因法師
喜撰法師
良選法師
俊恵法師
(59)『宇治拾遺物語』に収められた「わらしべ長者」説話の舞台となった寺院はどれか
室生寺
長谷寺
東大寺
大安寺
(60)「若葉して御目の雫拭はばや」と詠んだ松尾芭蕉の句碑はどこにあるか
壷阪寺
新薬師寺
薬師寺
唐招提寺
(61)『南京新唱』や『鹿鳴集』などに奈良の歌を数多く残した歌人は誰か
折口信夫
会津八一
堀辰雄
吉野秀雄
(62)大正時代の初めに哲学者の和辻哲郎が、奈良の寺院を訪れて著した作品はどれか
『斑鳩物語』
『古寺巡礼』
『大和古寺風物詩』
『吉野葛』
(63)今の宇陀市で旧制中学に通い、後に推理小説や古代大和を舞台にした小説『天の川の太陽』や『落日の王子』、またエッセイ『古代史の迷路を歩く』を書いた作家は誰か
松本清張
高木彬光
横溝正史
黒岩重吾

   



 


 

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