奈良まほろば館イベント
奈良まほろば館
東京都港区新橋1丁目8-4 SMBC新橋ビル1F・2F
奈良時代に編纂された『古事記』によれば、かつて倭健命は東国征討の際に故郷に思いを馳せ「やまとは国のまほろば」と詠みました。奈良には現在も日本人のこころの故郷のような風景や深い歴史が刻み込まれ、訪れる人々を温かく迎えてくれます。そのような奈良の魅力あるお話を、奈良ソムリエ検定ソムリエ級認定者を中心に集まった奈良まほろばソムリエの会メンバーが、古の時代から現在の最新情報まで、奈良通ならではの切り口で、たっぷりとお伝え致します。
令和7年6月29日(日)【奈良まほろばソムリエの会講座】
第1部 まだまだ知られていない奈良「月ヶ瀬はなぜ梅の名所になったのか?」
令和7年6月29日(日)11:30~13:00

奈良には、まだまだ知られていないところがあります。奈良市東部に位置する「月ヶ瀬」は江戸時代から梅の名所として有名となり、現在も奈良県の三大梅林の一つ(あとは賀名生、広橋)です。「月ヶ瀬はなぜ梅の名所になったのか」その謎をお話しします。
会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA
講師:石田 一雄 氏(奈良まほろばソムリエの会会員)
参加費:500円
定員:50名(先着順)
第2部 まだまだ知られていない奈良「日本唯一の宗教都市天理市とは?」
令和7年6月29日(日)14:00~15:30

天理市は日本唯一の宗教都市で天理教の教会本部があります。天理教を中心に発展したのは明治時代からで、その歴史は弥生時代に遡り、市内には多くの古墳が点在します。天理市とはどんな所かをご紹介します。
会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA
講師:石田 一雄 氏(奈良まほろばソムリエの会会員)
参加費:500円
定員:50名(先着順)
令和7年7月19日(土)【奈良まほろばソムリエの会講座】
第1部「乙巳の変と東アジア ~遣隋使達の夢と挫折~」
令和7年7月19日(土)11:30~13:00

608年、倭国は留学生・留学僧を隋に派遣しますが、彼らを待ち受けていたのは隋滅亡と唐建国の動乱でした。唐建国を受けて、韓三国はそれぞれに権力集中の動きを起こしますが、倭国では遣隋使達の帰国を待つように、乙巳の変がおこります。大化の改新までの背景を東アジアの動向を交えて解説します。
会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA
講師:橋本 厚 氏(奈良まほろばソムリエの会 講演講座グループ所属)
参加費:500円
定員:50名(先着順)
第2部「邪馬台国とヤマト王権 ~女王卑弥呼の現在地~」
令和7年7月19日(土)14:00~15:30

江戸時代から続く邪馬台国論争。現在は、ほぼ北九州説と大和纏向説に集約されていますが、従来の文献史学からの論争に加えて、考古学や東アジアの歴史分析も加わり、ますます難解になっています。女王卑弥呼はこの論争をどこから見ているのでしょうか。近年発行された書籍から、論点をわかりやすく解説します。
会場:奈良まほろば館 2階イベントルームA講師:橋本 厚 氏(奈良まほろばソムリエの会 講演講座グループ所属)
参加費:500円
定員:50名(先着順)
お問い合わせ 奈良まほろばソムリエの会 奈良まほろば館講座受付担当 prefnara@stomo.jp