奈良観光ボランティアガイド連絡会に参加

昨日 奈良観光ボランティアガイド連絡会の23年度第2回会合に参加した。
前回は友の会発足後間もない6月30日の第1回に参加した、
このボランティアガイド連絡会は県下の各観光ボランティアガイドの団体の上部組織のようなもので、30余りの団体が参加している。事務局は奈良県魅力創造課にあり、代表は橿原市ガイドの会の木村三彦氏である。
会議の趣旨はガイドの会相互の情報交換、意見交換、県からの依頼事項などが主なものでミニ講座もガイドが交代で行われる。
会議場は橿原市の今井町にある案内およびガイダンスのセンターである「花甍」の大集会室で、なかなか趣のある会場である。

花甍(はないらか)旧高市郡教育博物館 1903年建築

今日の出席団体は24団体でそれと奈良県ならの魅力創造課の6名である
われわれ友の会はまだ純然たる観光ボランティアの組織ではないので、一応オブザーバー参加である。オブザーバーはこの他に「王寺観光ボランティアの会」と「ナントなら応援団」が出席されていた。
出席団体の主なところは、朱雀の会、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、葛城市、宇陀市
山添村、斑鳩町、明日香村、吉野町、高取町などの各ボランティアガイドの会である。
今後このような先輩ガイドの会にはお世話になることも多々あると思う。また友の会のメンバーの中にもこれらのガイドの会のメンバーでもある方がかなり居られるのではないかと思う。

会議の様子

出席団体の殆どから資料やパンフが配布される。その数は相当なもので参考になるものが多い。
情報交換の中では、各地域の「秋」におすすめの情報が、特にガイドブックやメディアに載っていないようなスポットなものがある。
例えば、田原本観光協会では「古事記のふるさとを歩く」が11月26日に、吉野町観光ボランティアガイドの会が11月27日に「万葉人が神仙郷として憧れた吉野を歩く」、高取町では「町屋のかかし巡り」が11月14日まで
橿原市観光ボランティアガイドの会では「大和三山万葉浪漫ウォーク」が19月29日に、また「新沢千塚古墳群から西飛鳥の古墳を歩く」が12月4日に実施されるなどなど、記紀万葉がらみのイベントが多い。
なお資料の配布がなかったが、斑鳩の里観光ボランティアガイドの会では10周年記念事業として11月28日に法隆寺を中心とした大きなイベントを実施される。

イベントパンフの一例

次に今回は配布が少なかったが各団体の広報紙として、安堵町観光ボランティアの会と奈良YMCAのEGGニュースがあった。いずれも内容が豊富で部会活動の報告や、会員からの投稿の記事などが盛り沢山であった。

各広報紙

あとは県からの説明で、すでに周知の「記紀・万葉ウォーク」が10月22日から来年3月11日まで9回に分けて行われるものの説明があった。これは県下各ボランティアガイドの会が連携して主催するもので、これに関するパンフが少しあるので各部会に数枚ずつ配布いたします。
友の会の史跡めぐりコース設定の参考になると思います。
なお、この22日には「斉明女帝と飛鳥」と題して飛鳥京観光協会が実施される。ちなみに講師ガイドは木村三彦氏である。
以上連絡会議の内容をごく簡略に報告いたしましたが、これからもこの会議には必ず出席して(代理出席可)各地域の情報を集めたいと思います。また次回には友の会の会報誌を配布し皆様の反応を確かめたいとも考えています。

奈良まほろばソムリエ友の会  小北博孝