女性グループ(ソムリエンヌ)「草木染めの教室」

2022年9月10日(土)

3年目になる草木染めの教室を開催しました。7月末の開催日が延期になり、今回は5名の方が参加。場所は、宮奥ダムの畔の松浦の自宅。本年度入会された塩野さんも参加され、皆様と仲良く染められました。
毎年、教えていただいている天野様のご指導のもと、染めたい色にそれぞれが挑戦されました。
お昼には、畑のブルーベリーを摘んだりして、楽しい草木染め教室になりました。

準備完了
丁寧な説明を受ける

各自が選んだストールを染めの前に水に浸す作業をしています。
草木染めは、天然の植物を使って染める染め方です。今回の種類は、藍(タデアイ)、キハダ、コチニール、インド茜、黒米のぬかです。お湯にそれぞれの種類の絞った液をいれ、温め、そこに生地を浸します。一色の方、二色の方、ぼかしを入れる方 個性豊かに染めをされていました。

藍の生葉をミキサーで細かくし、液をしぼり、それに浸します。何度も浸して、好みの色に仕上げます。藍の生葉は、夏だけの染めになります。

ソムリエンヌデビュウの塩野さん

出来上がったストールを乾かしています。
同じ染料で染めても一人一人、微妙に違った色に染め上がります。
それが、草木染めの特徴だと思います。
「風に揺れる思い思いの布は、目にも鮮やかで本当にお腹も心も満たされました。」と後で感想をいただきました。

天野さんがお持ちいただいた食用ホオズキ

みんなで美味しくいただきました。口の中でプチッとつぶれて、さわやかな甘さでした。

畑で採れた野菜中心のランチ

西岡さんの作ってくれるランチは、いつも美味しく、シャキシャキのサラダとだしのきいたそうめんのお汁もとっても美味でした。

出来上がったストールを巻いて記念撮影

村の人口よりも鹿の生息数の方がはるかに多い我が村です。時々、ハクビシンやアライグマも出没します。しかし、野菜やブルーベリーも無農薬で楽しめて最高です。こんな自然あふれる場所で、毎年草木染めを楽しめることに感謝しています。
「また、来年も草木染めを楽しんでいただけたらうれしいです。」

女性グループ(ソムリエンヌ)  文章・写真   松浦 文子