リトライ たかとりウォーク
交流グループ(旧交流部会の歴史地理C・社寺探訪C合同企画)主催
3月23日(土) 参加者19名
昨年7月実施のたかとりウォーキングは、雨のため中止。今回は、そのリベンジです。当日は、曇りでしたが、春のいぶきが感じられる絶好のウォーク日和でした。
砂防ダム公園で、「コーヒータイム」。自己紹介にはじまり、ソムリエ会員のそれぞれの自慢?が飛出し、笑いのなかに交流を持てた一日となりました。コーヒー湯沸し器などのご準備をしていただいた旧歴史地理のリーダー豊田敏雄さんに感謝、感謝!! ごちそうさまでした。
コースは、もっとも体力を消耗しない通常とは異なる逆コースです。
壷阪寺バス停~五百羅漢~高取城址(昼食)~国見櫓跡~猿石~黒門跡~砂防ダム公園(コーヒータイム)~植村家長屋門~夢創館~子嶋寺~壺阪山駅です。
壷阪寺から高取城跡につづく山腹巨岩にほられた石仏。総称して香高山磨崖仏というそうです。
室町中期に刻まれたもので本多氏が高取城築城のころ石工につくらせたとされます。
いかにも崩れそうな状況です。
ここを通って城跡へと向かいます。ここが本日の唯一の難所です。
昼食は、高取城跡の本丸跡で・・・その中で司馬遼太郎の短編「おお、大砲」の話がでました。
「ブリキートースという大砲が居た・・この居たというのがここ高取城」だそうで、尊王攘夷派の天誅組が攻めた際に六門のうち火を噴いたのは、たったの一門のみだったとのこと。
参加メンバーの前防道徳さんの話によりますと、新潮文庫「人斬り以蔵」の表題の中にもあり、また、参加メンバー小野哲朗さんによると県立図書情報図館の「ふるさと図書コーナー」で閲覧できるとのこと。ぜひ一度よんでみたいものです。
標高400mにこんな石垣どうやって?権力者の力?
土佐街道では、「町家の雛めぐり」が開催されていました。毎年3月1日から3月31日まで町おこしイベントとして開催されます。
一軒一軒、お雛様が飾られます。また、ギネスにも紹介されたという「ビールの空き缶での高取城」です。
参加メンバーの小松砂知子さんから、お内裏さまの配置で男雛を向かって右、女雛を左にするのは、京方式で、関東方式は、男雛を向かって左、女雛を右に配置する・・結婚式ご夫婦もねと教えていただきました。
また、11月23日の祝日は、「たかとり城まつり」のイベントが開催されるそうです。
(注意)この期間中は、夢創館での高取城CG上映は、中止です。
そのかわりに、ふだんは、見られない光永寺の人頭石をみることができました。
子嶋寺は、現在、ご住職が橿原の久米寺と兼務されていて、吉田さんにもかけあっていただいたが、「子嶋曼荼羅」のレプリカは本日も拝観できず、やむなく、断念です。ここで流れ解散となりました。
この山門は、高取城の二ノ門を移築、現存する唯一高取城遺構
今後の交流グループの企画は、4/13「亀の瀬ウォーキング」、4/14「佐保・奈保山ウォーキング」の予定です。みなさんぜひご参加を!
[写真と文 交流グループ(史跡等探訪C) 小林俊夫]