大神神社「醸造安全祈願祭(酒まつり)」(桜井市)見学記
<11/13大杉玉掛け替えと11/14酒まつりの様子>
大神神社では、毎年11月14日に全国にわたって美味しいお酒が醸造されるよう、合わせて酒造界の発展と繁栄を祈る「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が斎行されます。
(1)2017年11月13日(月) 大杉玉掛け替えの様子
本番の前日11月13日には酒造りのシンボルとして拝殿につるされていた「大杉玉」が掛け替えられます。
午前9時から神社の8人の職員がワイヤで古い大杉玉を降ろし、鮮やかな新しい玉を拝殿に固定します。大杉玉の杉葉はご神体の三輪山から集められたものです。
取り外された古い大杉玉は新年にお焚き上げされます。
新しい大杉玉が拝殿に固定されます。
今年の大杉玉は、昨年よりも大きく直径約1.7m、重さは約250kgです。
その後、巫女により「三輪明神」「志るしの杉玉」と書かれた木札を吊り下げて、明日の本番の準備は完了です。
(2)2017年11月14日(火)醸造安全祈願祭(酒まつり)の様子
当日は午前10時30分から拝殿において、新酒の仕込みに当たるこの季節、お祭りには灘や伏見などの酒どころや全国の酒蔵から社長さんや工場長、杜氏、さらに洋酒、お酢関係や大学の先生まで多彩な方々がお祭りに参列され醸造の安全を祈願します。あいにく拝殿には入れず境内からの眺めとなりました。
拝殿内のお祭りでは、宮司がおいしいお酒が醸されるよう、また参列の方々の発展と安全を祈って祝詞を奏上、続いてこのお祭りに特に奏される神楽「うま酒みわの舞」が奉納されています。
酒祭りに参加された方々には、お神酒が配られ多くの参拝者が行列を作って並んでいました。私たちももちろん雨の中並びました。
境内では樽酒の振る舞い酒をいただけます。升酒で各地方の酒を嗜むことができます。お酒を頂く方は絶対飲酒運転をしないように。
次回はぜひ酒祭りに足を運んでください。おいしいお酒が頂けます。
厳粛な中にも、まさしく至福の一時を楽しむことができました。
今年も全国で美味しいお酒がたくさん誕生することをお祈りしています。
(文:写真) 保存継承グループ・橋詰 輝己、亀田幸英