女性グループ(ソムリエンヌ)活動報告「2017年夏休み家族体験教室in新沢千塚古墳群」
7月30日(日)、歴史に憩う橿原市博物館との共催で子供を対象にしたイベント「古墳と土器でドキドキわくわく体験」一回目が行われました。
参加者は5組11名。ソムリエンヌからは6名、啓発グループからは3名の出席がありました。10時半開始、紙芝居・古墳散策→博物館展示案内→土器復元の順に各40分実施されました。
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古墳ってなんだろう?どんな種類があるのかな?どうやって作るのかな?を紙芝居を使ってお話しします。
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お話し終了後、外に出て南群に向かいます。
南群には新沢千塚古墳群では珍しい横穴式石室・221号墳が復元されています。
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散策後、博物館に戻り学芸員さんによる展示品の案内がありました。
126号墳埋葬施設復元イメージコーナーでは、埋葬者は男性か女性か想像をふくらましていました。
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最後はメインイベントの土器復元体験です。
その前に本物の土器を持たせてもらいました。思ったより重いのでびっくりです。
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土器くっつけ体験は、復元された土器をバラバラにしてまたくっつけるのではなく、同じ遺跡内から出土したたくさんの破片の中から、色・模様を見て元の土器がどんな形か?大きさはどれくらいか?をイメージしながら合うものを探していきます。
今回の復元は橿原市曲川遺跡で出土したかけらを使います。
小さいですが、全て文化財です。
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組み合わさった瞬間は拍手が起こります。
今日はあちこちで歓声があがりました。
くっついたら市販の接着剤を付けクリップで固定します。
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テーブルいっぱいのかけらがあっても、なかなか合わせることが出来ない日もあるそうですが、今日は参加者全員組み合わせることができた‘大収穫’の日でした。
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各工程終了後には参加証にシールを貼っていきました。3つ終わると最後にソムリエの会のロゴマーク入りシールを貼り完成です。紙芝居と共に今イベントのソムリエンヌオリジナルです。
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8月19日(土)には、「古墳と土器でドキドキわくわく体験」二回目が行われます。
この体験が夏休みの思い出の1つになり、考古学に興味を持つきっかけになれば良いなと話しながら定刻の12時半に終了しました。
文: 女性グループ 寺田麻美
写真: 同 寺田麻美 道崎美幸