奈良まほろばソムリエ友の会の講演会・交流会が開催される

2月18日(土)の午後1時15分から奈良商工会議所のご好意により、会議所の大ホールで講演会・交流会が開催されました。
当日は、粉雪が舞う厳しい寒さにも関わらず87名の参加者を数えました。

会場案内
小北会長の挨拶

 小北会長による開会の挨拶と「友の会」発足1年の活動総括、NPO法人化へ向けての活動の紹介に続いて谷垣裕子さん(奈良県ならの魅力創造課 課長補佐)から「奈良県の記紀・万葉プロジェクト」と題して50分のご講演をいただきました。
古事記編纂1300年にあたる今年から日本書紀編纂1300年にあたる2020年までの9年間にわたり奈良県が展開しようとする観光行政が『なら記紀・万葉 名所図会―古事記編』などの資料に基づき紹介されました。

谷垣裕子氏の講演
赤墨・青墨のお話

 長期にわたり推進される施策の根底にある「奈良を愛し郷土に誇りをもつ地元の人々を増やし、奈良の良さをみんなに見て欲しい、伝えたいという思いがたかまれば結果として奈良への来県者が増え経済効果につながる」という哲学のもと「本物の古代に出会い 本物を楽しめる奈良」を目指した活動を拡げたいという熱い思いが語られ、会場には静かな感動の渦が拡がりました。
 続いて木村三彦さん(奈良県観光ボランティア連絡会 会長)から、「記紀を楽しむ」と題して、読み下し文で古典を味わい現地に足を運んで古代に思いをはせる『記紀』の味わい方について奈良を舞台にした『古事記』で3カ所、『日本書紀』で4カ所の代表的なお話を資料に基づいて90分の講演を頂きました。

木村三彦氏の講演
会場風景

 4時からは会場を4階に移し、北田副会長の乾杯で交流会に入りました。

北田副会長の乾杯で始まる
会場風景

山梨県から駆けつけられたSさん、岡山県のOさん、愛知県のIさんとジャンケン勝ち抜き者に入江泰吉さんの写真が送られ会場は一気に盛り上がりました。
午後5時半、鉄田事務局長の中締めでおひらきとなり、春からの活動を楽しみに語らいながら家路につきました。

日記

前の記事

王龍寺磨崖仏