雛まつりで華やぐ大和郡山を訪ねて
今回の歴史探訪グループのウォークは「雛まつりで華やぐ大和郡山を訪ねて」をテーマに2016年3月5日(土)に19名の参加で開催いたしました。(写真1)
寒さも和らぎ快適なウォーク日和のもと、9:30に近鉄郡山をスタート。いたるところに「ひな人形」が飾られ華やぐ街を歩き、(写真2)有名な電話ボックス型の「金魚水槽」(写真3)の前の「郡山八幡神社」へ、「グラブ神社」としての活動も行っており、境内には奉納されたグラブや野球上達祈願の絵馬も。(写真4)
少し歩いて「洞泉寺(とうせんじ)」へ、(写真5)本堂で住職のお話を伺い本尊の重文「阿弥陀三尊像」を拝観。快慶作ともいわれる美しい仏さまに感動して、隣の「源九郎稲荷神社」へ。
九郎判官義経が信仰し、その名を贈ったといわれ、日本三大稲荷にもにも数えられる境内でお話を伺う。(写真6)この辺りは細い格子が特徴的な旧「遊廓」の建物が残り、(写真7)その一つの旧「川本邸」を見学。(写真8)ここも今日は全館「ひな人形」で埋め尽くされていました。
「薬園八幡神社」の狛犬や銅灯篭を見学し、きれいに整備された「外堀公園」で昼食、休憩。箱本館「紺屋」前で集合写真後、(写真9)見学。天気も良く道も平坦で予定は順調に進行し、予定より早く「春岳院」へ、秀吉の弟「豊臣秀長」の菩提寺である小さなお寺でにこやかな住職の軽妙な講話に一同大笑い。(写真10)
時間に余裕があるので、「やまと郡山城ホール」で東日本大震災の復興を願って作られた「大仏グラブ」(写真11)を見て郡山城址へ、「盆梅展」は終わり近いが、旧県立図書館前の梅は満開。(写真12)修復中の天守台を望みながらお堀沿いを歩き、柳沢家にゆかりの「永慶寺」を経て、「浦上切支丹流配記念碑」「荒木又衛門旧居跡」から「大納言塚」へ、先ほどの春岳院の住職がお世話をする「豊臣秀長の墓所」の五輪塔です。(写真13)
最後は陵墓参考地の「新木山(にきやま)古墳」や点在する「金魚池」を経て、近鉄郡山へ戻る盛りだくさんの一日でした。