自己紹介9

こんにちは、事務局長のtetsudaです。広報部会はメンバーが少ないので、もっぱらこの部会に注力したいと思っています(仕事でも、広報を担当しています)。
私の生まれは和歌山県の紀ノ川沿いですが、奈良県との県境の近くです。だから母も祖母(父の母)も、奈良県(それぞれ大淀町と五條市)から嫁入りしました。学生時代の4年間は大阪、2年間は東京で暮らし、Uターンするつもりが奈良県の会社に就職し、以来、奈良市民です。もともと好きだった奈良に就職できたのは、とてもラッキーだと思いました。
もう30年以上も奈良市民ですが、いまだに奈良で「これは他府県とは違うなぁ」と感じることがあります。和歌山県と違うというより、大阪や東京、7年間通勤した京都とも違うのです。遠慮深いというか、奥ゆかしいというか、PR下手というか…。
就職してすぐ、同僚(生粋の奈良県民)の会話で驚いたのは、「奈良には見る所(とこ)ないで」「奈良はうまいもんなしや」という言葉です。あとで分かりましたが、彼らは、ほとんど地元で遊んだり食べたりしたことがなく、たいてい大阪へ出かけていたのです。
奈良検定を受けたのは、他府県出身ながら奈良が好きなので、「ちゃんと体系的に奈良のことを勉強しておこう」と思ったからです。初回は同僚が約1,000人も2級を申し込みました。受験したのは約700人だけでした。そして合格者はたったの(ジャスト)80人。合格率は約11%という惨憺たる状況で、「これは情けない、恥ずかしい」と思いました。
そして「なぜ受験しなかったのか」「なぜ勉強しなかったのか」と問うと、口を揃えて「あんなテキストでは読む気がしなかったから」といいます。それで私は、その日から「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」という攻略本を書き始め、半年後にネットで無料公開しました。おかげさまで、これまで多くのアクセスをいただきました。
昨年秋、地域おこしのシンポジウムにパネラーとして出席し、司会者から「最後に来年の抱負をひと言」と促され、「来年は(奈良の観光振興分野で)一発当てたいと思います」と申し上げますと、あとの人はほぼ全員(NPOの代表者、自治体の観光担当者など)が「一発当てたい」の大合唱でした。その時には、まだ何も考えていませんでしたが、ソムリエ友の会が順調に滑り出し、これがうまくいくと「一発当てたことになるな」と勝手に考えています。
日曜日は、交流部会とサポート部会の幹部候補の方のお話を聞きましたが、皆さんやる気満々で、とても頼もしく感じました。ほとんどの方が、私より年輩なのに…。私は現役のサラリーマンですので使える時間は限られていますし、毎日長文のブログを書いていますので(おかげさまで1日約1,600人のアクセスをいただいています)、なかなか自由がききません。しかし、広報部会においては、部会長さんや副部会長さんに協力し、部会を盛り上げてまいりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

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