女性グループ(ソムリエンヌ)夏休み家族体験教室「超難解⁉ホンモノの土器接合とカラー拓本にチャレンジ!」

8月4日(日)歴史に憩う橿原市博物館と女性グループ(ソムリンヌ)・啓発グループの共催企画、夏休み家族体験教室2019「超難解⁉ホンモノの土器接合とカラー拓本にチャレンジ!」が開催されました。
今年は17名のご家族が参加されました。
3年目を迎える恒例の夏イベントは、本物に触れられる貴重なチャンスです。

ソムリンヌ扮する、橿原市観光PRキャラクターさららちゃんがお出迎えです。
鸕野讃良皇女(後の持統天皇)がモデルの活発でハツラツとした女の子をイメージしています。
学芸員の竹鼻氏より本日のイベントスケジュール説明のあと、立体駐車下に移動。
ここではテーブルに並べられた、新堂遺跡(5世紀前半)から出土した土器片を使って接合体験です。

遺跡から出て来る土器はバラバラになっているので、もとの形がどんな形だったか?頭でイメージしながら立体パズルのように復元していきます。

「ここがつながる?ここがくっつく?」皆で頭ををひねります。
土器に残された模様や色などの手がかりから、元の土器の形を目指します。

難しかった分、「出来た!!」と、完成したときの喜びはひとしお!

土器接合体験の後は、資料整理室で古代瓦のレプリカを使って、オリジナルのカラー拓本に挑戦します。瓦に関する簡単な基礎知識の解説のあとは、ソムリンヌが作成した瓦に関するクイズを子ども向けの紙芝居にしました。いくつ答えられるかな?
問題
①橿原市のマスコットキャラクターのモデルは?
②藤原宮の建物に使われた瓦の数は?
③重い瓦は遠いところからどうやって運んだのかな?
④軒丸瓦の模様は何の花をデザインにしたのかな?
⑤瓦の役割は??

クイズのあとはいよいよ瓦のカラー拓本に挑戦です。
配られた紙を瓦の上に乗せて水を吹きつけ、中央から端に向けて空気を丁寧に抜きます。
紙が破れないよう、力の入れ方に注意です。
ある程度紙が半乾きになったら、タンポを使って絵の具で好きな色で彩色していきます。
色紙に貼った拓本は、夏休みの思い出の作品となりました。

イベントのフィナーレは恒例の奈良まほろばかるた大会です。

5つのグループに分かれて競い合いました。皆で一つの札を追いかけるうちに、参加者同士の交流も深まり、終始和やかなムードで大会が進められました。
「奈良まほろばかるた」は、県内全域の寺社や史跡、自然や文化まで幅広いテーマで“奈良”が取りあげられています。かるた遊びをきっかけに、札の由来となった場所を見て歩くことで、奈良の良さ、面白さを知ってもらいたいと思いました。

各グループの優勝者に「奈良まほろばかるた」のオリジナルカードが進呈されました。

「土器にふれる事はとても貴重でよかった」「拓本もかるたも紙芝居も勉強になった」「かるた会がとてもたのしかった」「かるたを購入したい」などの声が寄せられました。

文・女性グループ(ソムリエンヌ)道﨑美幸 写真・寺田麻美、友松洋之子